第16回 ビジネス活性化研究会「ライブドア事件に学ぶ」
講師 公認会計士A氏(40代)

2006年1月六本木ヒルズライブドア本社の家宅捜索から始まったこの事件は、2011年4月26日最高裁判所が堀江貴文氏の上告を棄却、懲役2年 6か月の実刑が確定したことで世間からは一つの区切りとされています。ライブドアは上場廃止となり、せっかく日本に浸透しようとしていたベンチャー企業の 勢いは一気に吹き飛んでしまいました。

一方、2011年10月に発覚したオリンパス事件では、告発したウッドフォード社長が取締役会で解任され、長年の巨額損失隠しが判明したにもかかわらず、第三者委員会の調査報告を受けて、最終的には上場廃止とはなりませんでした。

今回は、オリンパス事件との比較を通じて、ライブドアの上場廃止という意思決定がいかになされたのかを考察すると共に、A氏ご自身の辛い取り調べなどのご経験を赤裸々にお話いただきました。

当日の参加者の様子です。

セミナーのアンケートでも、参加者の方の衝撃が伝わってきます。

「まさに講師の方の生々しい実体験に基づく、臨場感のあるお話で、時間の経つのを忘れた位です。さらに、監査人の意見表明の際に、関与社員間での意 見の相違やどのような議論があったのかなど(最終判断に至る過程)、またライブドアの経営陣からはどのような説明(あるいは意見交換)を受けていたのか、 企業のガバナンスの強化のためにはどのような対応策が有効か、オリンパス・大王製紙との違い(経営者個人の定性的な問題のみであったのか)、証券取引所の あり方、検察捜査のあり方、裁判のあり方、金融庁のスタンス、会計士協会の本来果たすべき役割etc.などなど、まだまだご意見を伺いたい点が多く、でき れば続編として第2回を検討してもらえないでしょうか。」(W様)

「いつも本当にありがとうございます!今回はまさかこのようなお話が伺えるとは思っておらず、本当にびっくりしました。公認会計士試験に合格したも のの、パートナーとしてサインすることもなく、真剣にプロとしての「責任」を負うこともなくここまでノホホンときた自分がとても恥ずかしくなりました。」 (A様)

「今回のセミナーの内容は、事前の期待を超える濃い内容で、終わってからの徒労感が激しかったです。こんな濃い内容のセミナーに参加できたことに感謝しております。また、聞きたいと思う内容でした。」(T様)